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新城警備

BLOG


「安全第一」と言うけれど、いちばん難しいのは“安全の定義”かもしれない
現場ではよく、「安全第一でいこう」という言葉を耳にします。 工事現場でも、警備の打ち合わせでも、必ずと言っていいほど最初に出てくる言葉です。 けれど時々思うのです。 “安全”とは、いったい何を指しているのだろうか。 たとえば交通誘導中。 車を止めることが安全なのか。 それとも、止めすぎずスムーズに流すことが安全なのか。 状況によって答えは変わります。 安全は、誰か一人の基準で決まるものではなく、 周囲の動きとの“バランス”の中で成り立つ ものだと感じます。 「安全第一」という言葉を正しく使うなら、それは**“まず考えるのは安全である”**という意味のはずです。 決して「安全を最優先にすれば何をしてもいい」ということではありません。 現場では、安全を守りながらも作業を進めなければなりません。 「止める」と「動かす」の間にある判断こそが、実は一番難しい部分です。 たとえば、車のドライバーを長く待たせすぎると、イライラして急発進することがあります。 それは別の危険を生みます。 逆に、流しすぎても歩行者が危ない。 つまり、 安全は“静止”ではなく“調整”
sinsirokeibi
2025年11月7日


旗を振ることが仕事ではない ― 目的と方法を取り違えないために
警備員の仕事の目的は、現場の安全を守ることです。 そして、その安全を確保することで、作業員の方が安心して作業できるように、間接的に支えることでもあります。 私たちは「現場を止めないために、現場を守る」――それが警備の本質だと感じています。 そのための 方法 として、時には車を停め、時には車を流します。 周囲の状況を見ながら、どの瞬間にどちらが安全かを判断する。それが警備員に求められる大事な役割です。 しかし現場で時々気になるのは、「やたらと白旗を振って誘導する警備員」です。 中には、「旗を振ることが仕事」だと勘違いしているのではないかと思う場面もあります。 もちろん、旗を使った合図は誘導の基本です。 ただしそれは 目的ではなく、方法 です。 旗を振ることそのものが仕事ではありません。 旗を振ることで「何を伝えたいのか」「誰をどう動かしたいのか」――そこまで考えて初めて、旗の意味が生まれます。 目的を意識しないまま旗を振っても、動作は派手でも、効果は薄くなってしまうものです。 この「目的と方法を取り違える」現象は、実は警備に限った話ではありません。
sinsirokeibi
2025年11月4日


黒い煙を見た日 ― 警備中に火災を目撃して感じたこと
警備の仕事をしていると、日常の中に「非日常」が突然割り込んでくることがあります。 先日、勤務中にそんな瞬間に遭遇しました。 いつものように現場周辺の安全を見守っていると、遠くの空に黒い煙が上がっているのが見えたのです。 最初は工事の煙かと思いましたが、煙の勢いが次第に強くなり、ただ事ではないと感じました。 私は作業員の方に断りを入れた上で、すぐに119番通報を行いました。 通報は初めての経験で緊張しましたが、交通誘導警備2級の試験で学んだ「緊急時の対応」や「通報時の伝え方」を思い出しながら、落ち着いて状況を説明できたと思います。 こうした訓練の大切さを、あらためて実感しました。 現場周辺では、火災に気づいた人たちがさまざまな反応を見せていました。 散歩のコースを変えて現場に向かおうとする人、気にはなりつつも「少し遠いから」とそのまま引き返す人、さらには家から出てきて黒煙を眺め、子どもを連れて車で近くまで行こうとする人もいました。 人の反応は本当にいろいろだと感じます。 火の手が上がった方向には、住宅がいくつも建っているようでした。...
sinsirokeibi
2025年10月30日


交通誘導警備員の“知られざる特技”
「警備員って、立っているだけでしょ?」――こんな誤解を耳にすることがあります。でも、実際に現場で働く警備員は、立つだけどころか、毎日さまざまな“特技”を駆使しています。 今回は、交通誘導警備員の知られざる特技や、日常あるあるをユーモアを交えてご紹介します。 ■ 特技① 視線だけで車の流れを読む 警備員の目は、ただの観察ではありません。「この車は止まるか、渡るか」――ほんの一瞬で判断し、次の指示に反映させます。 猛スピードで交差点に進入してくる車も、歩行者も、目線や運転の癖を読み取り、事故を未然に防ぐ能力は、まさに“超能力”。 ■ 特技② 天候に負けない体力 雨・雪・猛暑・極寒。警備員は毎日、過酷な環境で働きます。立ちっぱなし、歩きっぱなしは当たり前で、集中力を保ちながら1日を乗り切るのは簡単ではありません。 そのため、警備員は知らず知らずのうちに“サバイバル能力”も身につきます。傘やカッパをうまく使い、滑りやすい路面でも転ばずに立ち回る技術は、まさに日常の忍者です。 ■ 特技③ 人間観察力 交通誘導警備員は、車と歩行者の動きを瞬時に読みます。特に
sinsirokeibi
2025年10月29日


交通誘導をしているとき、うれしい瞬間があります
私たちは交通誘導の仕事をしています。 工事現場や駐車場の出入り口などで、車や歩行者の方を安全に通すのが日々の仕事です。 雨の日も、暑い日も、風の強い日もありますが、無事に一日を終えられると、それだけでほっとします。 そんな中でよく感じるのが、 「皆さん、どうすればいいのか少し迷っているんだろうな」ということです。 「黙って通るのもなんだか悪い気がする」 「でも、お辞儀をするほどでもないし……」 そんなふうに思っている方、実はけっこう多いのではないでしょうか。 こちらから見ていても、そういう“迷い”が伝わってくることがあります。 目が合って、ちょっと戸惑いながら通り過ぎていく ――そんな姿を見ると、なんだかこちらも微笑ましい気持ちになります。 実は、それだけでもうれしいんです。 見てくれている、気にかけてくれている――私たちはそれだけで十分です。 でも、もし「ありがとう」という思いをちょっとだけ形にしたいと思ったら、 軽く手をあげてくれるだけで、すごくありがたいです。 手をひらっと上げる、あるいは車の中なら指先を少し動かすくらいでも大丈夫です。..
sinsirokeibi
2025年10月28日


赤い棒で人生変わる!? 交通誘導警備員あるある
「警備員って、立ってるだけでしょ?」――そんな言葉を聞いたことがある人、意外と多いのではないでしょうか。 でも実際に交通誘導の現場に立つと、赤い棒一つで、車も歩行者も動かす“指揮官”になっている自分に気づきます。今日は、そんな交通誘導警備員の日常あるあるをご紹介します。 ■ あるある① 信号より目立つ赤い棒 信号機がある交差点でも、赤い棒を持つと不思議なことに車は止まります。ドライバーは「信号も見えるのに、なんで止まるんだろう?」と疑問に思いつつも、従順に止まるのが常。 警備員にとって赤い棒は魔法の杖。この一本で交通を操る達成感は、日常生活では味わえません。 ■ あるある② 「歩行者の誘導って簡単そう」と思われがち 「ちょっと棒振るだけでしょ?」友人や家族からよく言われますが、甘く見てはいけません。 実際は、車の流れ、歩行者の速度、工事車両の動き、天候や光の反射…すべてを瞬時に判断しながら動かす必要があります。 赤信号を無視しそうな自転車、スマホを見ながら渡ろうとする学生、そして猛スピードのトラック…まさに「目を光らせる忍者」状態です。 ■ ある
sinsirokeibi
2025年10月23日


「警備員」――世間のイメージと実際~見えているのは一部だけ。本当の交通誘導の世界とは?~
■ 「立ってるだけでしょ?」──そんな言葉を耳にするけれど 「警備員さんって、ずっと立ってるだけで楽そう」──こんな言葉を、一度は聞いたことがあるかもしれません。 確かに、工事現場や駐車場で赤い誘導棒を振っている姿を見ると、単純な仕事のように見えるかもしれません。 でも、実際に現場で働く人たちの声を聞くと、「立っている」どころか、“立ちながら常に考えている”のが警備員という職業です。 歩行者、自転車、車、工事車両──。どれか1つの動きを誤ると、事故につながる。一瞬の判断で人の命を守る仕事、それが交通誘導警備なのです。 ■ 「交通誘導警備員」は日本中に必要な存在 全国の警備員は、約58万人(2024年時点)。そのうち 半数以上 が交通誘導を中心とした「第2号警備業務」に従事しています。 つまり、日本の道路や街づくりを支えているのは、表に出ない“青い制服のプロたち”です。 ビル建設、道路工事、イベント会場、駐車場、学校の改修工事…。彼らがいなければ、トラックが安全に出入りできず、歩行者の安全も守れません。 特に都市部では、 工事よりも「交通整理」こそ
sinsirokeibi
2025年10月21日


新人警備員にインタビュー――Youは何しに新城警備に?
先日の記事でもお伝えしたように、新城警備には8月と9月に、新たなスタッフが加わりました。 また現在でも引き続き、スタッフの方を募集しております。 興味のある方は、ホームページの お問い合わせフォーム または直接お電話(0536-25-1808)ください。...
sinsirokeibi
2025年10月3日


新人教育で再発見した【意外と気づかれない】交通誘導の危険ポイント
新城警備では8月と9月にそれぞれ新しいスタッフが加わり、所定の教育を受け、それぞれ現場で活動しています。 筆者も新人教育をしながら、改めて 多くの警備員が陥る危険なポイント が浮き彫りになったため、記事にしてみました。 ぜひ最後までご覧ください。...
sinsirokeibi
2025年10月2日


【一覧】交通誘導2級に合格後、必要な9つの書類について
先日、交通誘導2級に合格したことを報告いたしました。 交通誘導2級に合格した場合、次に行うことは 「合格証明書」の交付申請です。 この交付申請のために必要な書類が 全部で9種類 もあります。 合格発表後に集めてもよいのですが、どうしても時間がかかってしまうため、できるだけ事...
sinsirokeibi
2025年9月24日


【交通誘導2級】結果が出ました。気になる合格率は何と・・・
先日書いたとおり、筆者は8月に交通誘導2級の検定試験を受けました。 新幹線と電車を乗り継ぎ、はるばる東へ。 事前講習からしっかりと受講し、最終日に実技と学科の試験を受けるなど、合計4日間を費やしました。 その結果がついに、9月に発表されました。 結果はなんと・・・...
sinsirokeibi
2025年9月19日


空調服が直りました!
先日の記事で書きましたが、 空調服が壊れました。 片側のファンの羽根が欠けてしまい、ファンが回らなくなる事態に・・・。 そこで購入したサイトへ連絡をすると、 「初期不良の可能性があるので、交換します」と寛大なご対応をしていただけることに!...
sinsirokeibi
2025年9月17日


感謝をされる警備員、悪態をつかれる警備員
最近、ふと思うことがあります。 警備の仕事中に、ドライバーや歩行者の方から「ありがとう」と言われることが増えたような気がします。 「警備員は、謝ることも仕事です」という言葉は、いつかの講習会で聞いたフレーズです。 どれだけ一生懸命頑張っても、どれだけ誠実に取り組んでも、心無...
sinsirokeibi
2025年9月4日


空調服が壊れました・・・!
連日猛暑が続きますが、日々熱中症対策に励み、毎日現場に出ております。 しかし最近、愛用していた空調服が まさかの故障する事態に・・・! 気づいたのは警備の最中。 車の誘導中は、必死になっているため、故障や違和感に気づけませんでしたが、車の流れが一段落した時に、ふと...
sinsirokeibi
2025年9月2日


【続・検定挑戦】交通誘導2級の試験を受けました
以前も書きましたが、筆者は現在交通誘導2級の取得を目指しています。 前回の事前講習に続き、今回は本講習、試験を受けた時のことを書いていきます。 本講習では、 学科の講習 を主に行いました。 事前講習でも試験におけるポイントをたくさん示されたのですが、この本講習でも同じように...
sinsirokeibi
2025年8月29日


空調服を1ヶ月着てみて分かったこと
先月の記事で紹介した 空調服を1ヶ月着てみて分かったこと があります。 これから空調服を購入される方の、空調服選びの参考になればと思います。 ①涼しさへの過度な期待は厳禁 空調服を購入し、その場で着てみた時は、とても涼しく感じました。...
sinsirokeibi
2025年8月25日


【検定挑戦】交通誘導2級の講習を受けてきました
交通誘導2級取得を目指して、千葉県で行われた講習会に参加しました。 1日目は学科対策。 8時から受け付け開始。 8時45分から16時頃まで教本を元に試験対策を行いました。 講師の方の説明がとても分かりやすく、まるで学校の先生のようでした。...
sinsirokeibi
2025年8月22日


【続続・駐車場警備】―初めての大失敗―花火大会の日の駐車場警備
先日、今年3回目の花火大会の日の駐車場警備に行きました。 結果から言います。 大失敗でした。 今回は なぜ、駐車場警備が大失敗だったのか 、これからに向けた 改善策は何か について書きたいと思います。 ちなみに警備を行う場所は、花火大会会場付近にあるドラッグストアさんでした...
sinsirokeibi
2025年8月20日


【実体験】民家の鉢植えを破壊!警備員が大失敗した話
筆者が警備員になりたての頃、電気通信の工事に付き添う警備の仕事がありました。 家々をまわり、インターネット回線を引いていく作業の警備です。 まだ経験も浅く、作業の工程を全て分かっているわけではなかったため、「足を引っ張らないように…!」と必死な気持ちで取り組んでいました。...
sinsirokeibi
2025年8月15日


【体験談】草刈りの現場
8月に入り、ひときわ暑い日が続いております。 この時期は草刈りの警備の仕事が多く入ってきます。 最近は、山道の下から上まで、道路の両端の草刈り現場で警備を行いました。 うねるように延々続く山道は、困難の連続でした…。 お互いの立ち位置が見えないくらいの距離で片側交互通行を行...
sinsirokeibi
2025年8月4日



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