警備員の楽しいところ ― 交通誘導警備員にしか味わえない達成感
- sinsirokeibi
- 1月26日
- 読了時間: 3分

「警備員って、1日中立っていて大変そう」交通誘導警備員について、よく聞くイメージです。確かに、体力を使う仕事であることは間違いありません。しかし実際に現場に立ってみると、「大変さ」だけでは語れない、楽しいところや奥深さがある仕事でもあります。
交通を“さばく”面白さ
交通誘導警備の醍醐味の一つは、交通量のある道路を、いかにスムーズに流すかを考えることです。
ただ車を止めて、ただ通すだけではありません。車の列の長さ、右左折の動き、歩行者のタイミング。それらを見ながら、「今は通す」「ここで一度止める」と判断していきます。
交通量が多い現場ほど、難しさも増しますが、同時に面白さも増していきます。頭の中では常に、道路全体の流れを組み立てています。
渋滞を作らず流せた瞬間の達成感
誘導がうまくはまり、車の列が詰まることなく、スーッと流れていく。そんなとき、現場に立っている警備員は、心の中でそっとガッツポーズをしています。
誰かに褒められるわけではありません。拍手が起きるわけでもありません。それでも、「今日はうまく流せている」という感覚は、確かな達成感になります。
渋滞を作らず、クレームもなく、事故もない。何事もなく終わる現場ほど、実はレベルが高いのです。
信号のリズムを読む、逆算の面白さ
現場によっては、近くの信号機のリズムを意識することもあります。「この信号が変わる前に、ここまで通したい」「今止めておけば、次の青で一気に流れる」
時間を逆算しながら誘導を組み立てていく感覚は、まるでパズルやゲームのようでもあります。
この読みがぴたりとはまったとき、渋滞が解消し、現場が静かに整っていく。交通誘導警備員ならではの、奥深い楽しさです。
道路に“流れ”を作れる仕事
交通誘導警備員は、道路を安全に使える状態に整える仕事です。人と車が交差する場所で、混乱を整理し、流れを作る。
自分が立っていることで、・事故が起きず・車がスムーズに進み・歩行者が安心して通れる
この状態を作れるのは、交通誘導警備ならではの役割です。
一瞬の安全に、全力をかける
ドライバー一人ひとりにとって、警備員の前を通過する時間は、ほんの一瞬かもしれません。
しかしその一瞬を、「何事もなく、安全に、気持ちよく」通過してもらえれば、それでOK。
その一瞬のために、考え、判断し、技術を磨く。ここにプロ意識を持って取り組める人は、警備の仕事に向いています。
楽しさが、モチベーションになる仕事
交通誘導警備は、「うまくできたかどうか」が、自分自身で分かる仕事です。
今日の誘導はどうだったか。もっと良い流し方はなかったか。次はどう改善できるか。
こうした積み重ねが、自然とモチベーションにつながっていきます。
大変な仕事ではありますが、同時に、考える楽しさと達成感が味わえる仕事でもあります。
「ただ立っているだけ」ではない。そこに気づいたとき、警備員という仕事の見え方は、少し変わるかもしれません。



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