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交通誘導警備業務1級と2級の違いとは

  • sinsirokeibi
  • 1月11日
  • 読了時間: 3分

――役割・受験資格から見る検定の本当の意味

交通誘導警備の仕事をしていると、「2級は持っている?」「1級を目指さないの?」といった会話を耳にすることがあります。交通誘導警備業務1級・2級は、警備業法に基づく国家資格であり、警備員としての力量や立場を示す重要な指標です。

しかし、名前だけが先行し、実際に何が違うのか、どんな条件で受験できるのかを正しく理解している人は多くありません。この記事では、交通誘導警備業務1級と2級の違いを、「役割」「できること」「受験資格」という視点から分かりやすく解説します。


交通誘導警備業務検定とは

交通誘導警備業務検定は、「警備員等の検定」の一種で、交通誘導警備に必要な知識と技能を公的に証明する制度です。検定は2級と1級の2段階に分かれており、それぞれ求められる役割と責任が異なります。


交通誘導警備業務2級とは

現場で信頼される「基本資格」

交通誘導警備業務2級は、交通誘導警備員として現場に立つうえで、最も基本となる検定資格です。多くの警備員が、まず目標にするのがこの2級です。


2級でできること

2級を取得すると、次のような業務を担えます。

・一般道路での交通誘導警備・工事現場や駐車場での車両・歩行者誘導・検定配置が必要な現場への配置要員

一定条件の道路工事などでは、「検定合格警備員の配置」が義務づけられており、2級資格者はその要件を満たします。

交通誘導警備業務2級の受験資格

2級は、比較的受験しやすい資格です。

・18歳以上であること・警備業法上の欠格事由に該当しないこと

※実務経験がなくても、講習経由で受験・取得が可能です。


交通誘導警備業務1級とは

現場全体を見渡す「上位資格」

交通誘導警備業務1級は、2級の上位に位置づけられる資格です。単に誘導ができるだけでなく、現場全体の安全管理や統率が求められます。

1級でできること

1級資格者は、次のような役割を担います。

・検定配置現場での主任的立場・複数警備員が配置される現場の統括・複雑で危険度の高い交通誘導への対応・若手・無資格警備員への指導や助言

1級は、「自分一人が安全に動く」だけでなく、「周囲を含めて事故を防ぐ」資格と言えます。

交通誘導警備業務1級の受験資格

1級は、誰でもすぐに受験できるわけではありません。

・18歳以上・警備業法上の欠格事由に該当しないこと・原則として、交通誘導警備業務2級取得後の実務経験が必要

このため1級は、現場経験を積んだ警備員が次の段階として挑戦する資格です。


1級と2級の違いを整理すると

大きな違いは、「現場での立場」と「責任の範囲」にあります。

2級は、現場の実働を担う中心的存在。1級は、現場全体を見渡し、判断と指示を行う存在。

また、受験資格の違いからも分かるように、1級は経験と実績を前提とした資格です。


給与・評価面での違い

会社によって差はありますが、・資格手当・難易度の高い現場への配置・現場リーダーへの登用

といった点で、1級取得者は評価されやすい傾向があります。2級でも手当が付くケースは多く、資格取得は待遇面の向上にもつながります。


まとめ

――資格の違いは「責任の違い」

交通誘導警備業務1級と2級は、上下関係というより、役割分担の違いです。2級は現場を支える実働の要、1級は現場全体を守る司令塔。

まずは2級を取得し、経験を積み、将来1級を目指す。このステップは、警備員として着実に成長していく王道ルートと言えるでしょう。

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