熊に遭遇した時に「絶対にしてはいけないこと4選」と「正しい対処法」
- sinsirokeibi
- 2025年12月23日
- 読了時間: 3分

2025年も、日本各地で熊の出没や人身被害のニュースが相次ぎました。山間部だけでなく、市街地や住宅地のすぐ近くまで熊が現れ、学校の臨時休校や通行止めが行われた地域も少なくありません。
「まさか自分が熊に遭遇することはない」そう思っていた人ほど、ニュースを見て不安を感じたのではないでしょうか。
近年、熊の出没が増えている背景には、・山の餌不足・人里への行動範囲の拡大・人間側の生活圏の拡張など、複数の要因があるとされています。
熊は決して“特別な山奥”だけの問題ではなく、誰にでも起こり得る現実的な危険になっています。だからこそ大切なのは、「出会わない工夫」と「出会ってしまった時の正しい行動」を知っておくことです。
まず、熊に遭遇したときに絶対にしてはいけないことから確認します。
一つ目は、大声を出して威嚇することです。驚いて叫んだり、怒鳴ったりすると、熊は敵意を向けられたと判断し、攻撃行動に出る可能性があります。熊は非常に臆病な一方で、防衛本能も強い動物です。
二つ目は、背中を向けて走って逃げることです。熊は人間よりはるかに足が速く、逃げる動作は追いかける本能を刺激します。パニックになって走るのは、最も危険な行動の一つです。
三つ目は、目をじっと見つめ続けることです。人間同士では「目を見る=誠実」ですが、熊にとっては挑発と受け取られる可能性があります。
四つ目は、写真を撮ろうとすることです。最近はスマートフォンで撮影しようとする人もいますが、距離を縮めたり、動きを止めたりする行為自体が非常に危険です。
では逆に、熊に遭遇した場合に取るべき行動は何でしょうか。
まず最も大切なのは、落ち着くことです。簡単ではありませんが、深呼吸をして、急な動きをしないよう意識します。
次に、熊から目を離しすぎず、ゆっくり後退すること。背中を向けず、正面またはやや斜めを保ちながら、少しずつ距離を取ります。このとき、転ばないことが重要です。
熊がこちらに気づいていない場合は、物陰に静かに退避するのも一つの方法です。ただし、近距離で出会ってしまった場合は無理に隠れようとせず、距離を取ることを優先します。
また、自分が人間であると分かるよう、低く落ち着いた声で話すことも有効とされています。「ゆっくり下がります」「大丈夫」など、短く穏やかな声が望ましいとされています。
事前対策として重要なのは、・鈴やラジオなど音を出す・単独行動を避ける・熊出没情報を確認する・ゴミや食べ物を放置しない、といった基本的な行動です。
特に住宅地でも、早朝や夕方は注意が必要です。
2025年の熊ニュースが教えてくれたのは、「熊はもう特別な存在ではない」という現実です。正しい知識を持っていれば、不要な恐怖に振り回されず、危険を回避する確率を高めることができます。
熊に出会わないことが一番。そして、もし出会ってしまっても、やってはいけないことを避け、冷静に行動すること。それが、自分と周囲の命を守る最も現実的な対策なのです。



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