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明日誰かに話したくなる!子供も驚く雪に関する雑学10選

  • sinsirokeibi
  • 2025年12月13日
  • 読了時間: 11分

「雪の結晶はなぜ六角形?」「雪がしんしんと降る音の正体は?」そんな疑問に答えます。実は雪が白く見えるのは光の乱反射が原因。この記事を読めば、雪の科学から文化まで、明日誰かに話したくなる面白い豆知識がわかります。


1. 雪の「なぜ」に答える科学のふしぎ雑学

冬の風物詩である雪。空から舞い降りる美しい雪景色を見ていると、「どうして?」「なぜ?」と不思議に思うことはありませんか?ここでは、子供から大人まで楽しめる、雪にまつわる科学のふしぎを解き明かしていきます。明日、きっと誰かに話したくなる豆知識が満載です。


1.1 雪の結晶はみんな六角形なのはどうして

雪の結晶と聞くと、誰もが美しい六角形を思い浮かべるでしょう。実際に、雪の結晶はどれも六角形を基本とした形をしています。これは偶然ではなく、雪の元となる「水分子」の性質に理由があります。

水は、1つの酸素原子と2つの水素原子がくっついてできています。この分子が凍って氷の結晶になるとき、分子同士が最も安定して手をつなげる形が六角形なのです。ちょうど、ハチの巣が六角形の集まりでできているのと同じように、自然界で最も効率的で安定した構造が六角形というわけです。上空の気温や湿度によって、六角形の板のような形になったり、星のように枝が伸びた形(樹枝状結晶)になったりと、様々な姿に成長しますが、その基本構造は必ず六角形を保っています。


1.2 雪が白く見える本当の理由

雪は「白」というイメージが定着していますが、実は雪の結晶一つひとつは、氷なので無色透明です。では、なぜ雪は白く見えるのでしょうか。その秘密は光の「乱反射」という現象にあります。

雪は、無数の小さな氷の結晶が集まってできています。地面に積もった雪には、結晶と結晶の間にたくさんの空気が含まれています。太陽からの光がこの雪の層に当たると、無数の結晶の表面で光があらゆる方向に跳ね返されます。これを「乱反射」と呼びます。私たちの目には、様々な色の光が混ざり合った光(太陽光)がそのまま乱反射して届くため、結果として「白」に見えるのです。これは、かき氷の氷が削ると白く見えるのと同じ原理です。


1.3 雪とあられとひょうの違いとは

冬の空から降ってくる冷たい粒には、「雪」「あられ」「ひょう」など、いろいろな呼び名があります。これらはすべて氷の粒ですが、何が違うのでしょうか。実は、気象庁では「直径の大きさ」によって明確に区別しています。

それぞれの違いを分かりやすく表にまとめました。

種類

直径

特徴

降る季節

雪(ゆき)

様々

氷の結晶がそのまま、またはくっつき合って降ってくるもの。

あられ(霰)

5mm未満

雲の中で、氷の結晶に雲の粒(過冷却水滴)が凍りついてできた白い氷の粒。

冬から春先

ひょう(雹)

5mm以上

積乱雲の中で、強い上昇気流によって落下と上昇を繰り返し、大きく成長した氷の塊。

春から秋(特に初夏)

このように、大きさとできる過程、そして降る季節が異なります。「ひょう」は、夏に降ることもあるのが大きな特徴です。空から降ってくる氷の粒を見かけたら、その大きさを観察してみると面白い発見があるかもしれません。


2. いろいろな雪の名前に関する雑-学

冬の風物詩である雪。実は、その降り方や状態によって様々な名前で呼ばれていることをご存知でしょうか。天気予報で何気なく耳にする言葉にも、それぞれにちゃんとした意味があります。ここでは、知っていると少しだけ雪景色を見るのが楽しくなる、雪の名前に関する雑学をご紹介します。


2.1 こな雪とぼたん雪は何が違うの

雪の代表的な呼び名として「こな雪(粉雪)」と「ぼたん雪(牡丹雪)」があります。どちらも同じ雪ですが、その日の気温や湿度によって見た目や性質が大きく変わるのです。最大の違いは、雪片の大きさと含まれる水分量にあります。

「こな雪」は、気温が低く(おおよそ氷点下5度以下)、空気が乾燥しているときに降ります。雪の結晶がくっつかずに、一つひとつの結晶がバラバラのまま降ってくるため、非常に軽くてサラサラしているのが特徴です。スキー場で「パウダースノー」と呼ばれるのが、このこな雪です。

一方、「ぼたん雪」は、比較的暖かい日(0度前後)に降ります。上空から落ちてくる途中で雪の結晶同士がくっつき合い、大きな雪片となって降ってくる雪です。水分を多く含んでいるため、重くてべたっとしています。その見た目が、大きな牡丹の花びらが舞っているように見えることから、この美しい名前が付けられました。

この二つの雪の違いを、以下の表にまとめました。

種類

こな雪(粉雪)

ぼたん雪(牡丹雪)

降る時の気温

低い(氷点下5度以下が目安)

比較的高い(0度前後が目安)

水分量

少ない

多い

見た目・手触り

サラサラで軽い

ベタベタで重い

雪片の大きさ

小さい(結晶がバラバラ)

大きい(結晶がくっついている)

別名・愛称

パウダースノー

ぬれ雪、わた雪

このように、気温や湿度のわずかな違いで、雪は全く違う表情を見せてくれるのです。次に雪が降ってきたら、それは「こな雪」か「ぼたん雪」か、ぜひ観察してみてください。


2.2 積雪と降雪の意味の違い

天気予報で「降雪量10cm」「積雪50cm」のように使われる「降雪」と「積雪」。どちらも雪の量を表す言葉ですが、意味は明確に異なります。この違いを理解すると、ニュースがより分かりやすくなります。

「降雪(こうせつ)」とは、空から雪が降る現象そのもの、または一定期間に新しく降って積もった雪の深さを指します。「24時間降雪量」といえば、24時間の間にどれだけの雪が新たに積もったかを示す値です。つまり、「新しく増えた量」と考えると分かりやすいでしょう。

一方、「積雪(せきせつ)」とは、その時点で地面に積もっている雪全体の深さを指します。以前から積もっていた雪と、新しく降った雪をすべて合わせたトータルの量です。気象庁などが発表する「積雪深(せきせつしん)」も同じ意味で使われます。

例えば、朝の時点で積雪が40cmあり、日中に10cmの降雪があった場合、夕方の積雪は50cmになります(雪が溶けなかった場合)。

  • 降雪:新たに降った雪の量(フロー)

  • 積雪:今積もっている雪の総量(ストック)

この違いを知っておけば、「降雪は落ち着いたのに積雪は多いまま」という状況も理解できますね。他にも、新しく積もったばかりの雪を「新雪(しんせつ)」、春になってもしばらく溶けずに残る雪を「根雪(ねゆき)」と呼ぶなど、雪の状態を表す言葉はたくさんあります。


3. 知ってると面白い雪にまつわる雑学

雪の科学的な不思議や言葉の違いを知ったところで、次は思わず「へぇ!」と言ってしまうような、雪にまつわる面白い雑学をご紹介します。知っていると、雪景色を見るのがもっと楽しくなるかもしれません。


3.1 雪の結晶は一つとして同じ形がない

「雪の結晶はすべて六角形」ですが、その形は千差万別で、全く同じ形の結晶は二つと存在しないと言われています。これは、雪の結晶が空から地上に落ちてくるまでの、ほんのわずかな環境の違いによって形が変化し続けるためです。

雪の結晶は、上空の雲の中で生まれた小さな氷の粒が、落下しながら空気中の水蒸気を取り込んで成長したものです。その成長の仕方は、その時々の気温や湿度によって大きく変わります。例えば、気温が高いと枝がよく伸びた樹枝状の結晶になり、低いとシンプルな角板状の結晶になります。地上にたどり着くまでの数十分の間、結晶は刻一刻と変化する気象条件の中を旅してきます。そのため、一つ一つの結晶がたどる道のりはユニークで、結果として生まれる形も世界に一つだけのオリジナルなものになるのです。この神秘的な事実から、雪の研究者であった中谷宇吉郎博士は「雪は天から送られた手紙である」という有名な言葉を残しました。


3.2 世界一雪が降る都市は日本の青森市

世界には寒い国がたくさんありますが、実は世界で最も雪が降る都市は、日本の青森市だと言われています。人口10万人以上の都市の中では、年間降雪量が世界トップクラスなのです。

なぜ青森市でこれほど多くの雪が降るのでしょうか。その理由は、冬にシベリアから吹いてくる冷たく乾いた季節風が、比較的暖かい日本海を渡る際に大量の水蒸気を取り込み、湿った雪雲へと変わるからです。この雪雲が、青森県にある八甲田山などの山々にぶつかって上昇すると、大量の雪を降らせます。この日本海側特有の気象条件が、青森市を世界有数の豪雪都市にしているのです。



世界の豪雪都市との年間平均降雪量の比較

都市名

年間平均降雪量

青森市

日本

約792cm

札幌市

日本

約485cm

セントジョンズ

カナダ

約335cm

この表からも、青森市の降雪量が突出していることがわかります。日本の都市が世界一の豪雪都市であることは、少し意外な雑学かもしれませんね。


3.3 雪がしんしんと降る音の正体

雪が降る夜は、周りがとても静かに感じられます。「雪がしんしんと降る」という表現がありますが、実はこの「しんしん」という音は実際に鳴っているわけではありません。これは、雪が静かに降り積もる様子を表した「擬態語」なのです。

では、なぜ雪が降ると静かに感じるのでしょうか。その秘密は、積もった雪の構造にあります。雪の結晶は複雑な形をしており、たくさん積もるとその間に多くの隙間ができます。この隙間を含んだ雪の層が、まるでスポンジや吸音材のように機能し、周囲の音を吸収してしまうのです。車が走る音や人々の話し声など、普段私たちが耳にしている様々な生活音が雪に吸い込まれるため、街全体が静寂に包まれたように感じられるのです。つまり、「しんしん」とは、雪が作り出す特別な「静けさ」そのものを表現した、日本ならではの美しい言葉と言えるでしょう。


4. 日本の雪文化についての豆知識

世界有数の雪国である日本。古くから人々は雪と共に暮らし、その中で独自の文化や風習を育んできました。冬の風物詩として親しまれている「雪だるま」や「かまくら」にも、実はあまり知られていない歴史や意味が隠されています。ここでは、そんな日本の雪文化にまつわる豆知識をご紹介します。


4.1 雪だるまは昔3段だった

私たちが普段作る雪だるまは、大小2つの雪玉を重ねた2段の形が一般的ですよね。しかし、江戸時代の浮世絵などを見ると、雪だるまは3段重ねで作られていました。これは、雪だるまのモデルが「達磨大師(だるまたいし)」の座禅姿であることに由来すると言われています。達磨大師を描いた置物「だるま」と同じように、安定感のある形を模していたのです。

では、いつから2段が主流になったのでしょうか。これには、西洋の「スノーマン(Snowman)」文化が影響しているという説が有力です。スノーマンは頭と胴体の2段で構成され、帽子やマフラー、ニンジンなどで装飾するのが特徴です。明治時代以降、この文化が日本に伝わり、日本の「だるま」と西洋の「スノーマン」が融合して、現在の2段スタイルが定着したと考えられています。地域によっては今でも3段の雪だるまを作る風習が残っているかもしれませんね。


4.2 かまくらを作る本当の意味

雪で作った小さなおうち「かまくら」。中で甘酒を飲んだり、お餅を焼いたりするのは、冬の楽しい思い出の一つです。しかし、このかまくら、元々は子供の遊びではなく、神聖な意味を持つ行事でした。

かまくらは、水の神様を祀り、五穀豊穣や家内安全を祈願するための小正月の神事として作られていました。雪が多く降る地域では、雪解け水は田畑を潤す命の水です。そのため、雪の化身ともいえる水の神様に感謝し、その年の豊作を願うための神聖な祭壇だったのです。かまくらの中には祭壇が設けられ、お神酒やお餅などがお供えされます。

ちなみに「かまくら」という名前の語源には、いくつかの説があります。

説の名称

由来や意味

神座(かみくら)説

神様が鎮座する場所という意味の「神座」がなまったという説。

竈(かまど)説

雪室の形が台所の「かまど(竈)」に似ていることから、「竈蔵」と呼ばれ、それが転じたという説。

鎌倉説

鎌倉幕府のあった「鎌倉」に形が似ているからという説。

現在では、秋田県横手市の「横手のかまくら」が全国的に有名で、多くの観光客が訪れる冬の風物詩となっています。子供たちが遊ぶ楽しい雪の家というイメージが強いですが、その背景には、自然への感謝と人々の切なる願いが込められた、古くからの信仰が息づいているのです。


5. まとめ

この記事では、子供から大人まで楽しめる雪に関する雑学を10個ご紹介しました。

雪の結晶が必ず六角形になるのは水分子の構造が理由であり、白く見えるのは光を乱反射しているためです。また、雪が「しんしん」と降るように感じるのは、実は雪が周りの音を吸収して静けさが生まれるからだということも分かりました。

他にも、世界で最も雪深い都市が日本の青森市であることや、昔の雪だるまは3段だったこと、かまくらは水神様を祀る神事であったことなど、知っていると誰かに話したくなる豆知識がたくさんありました。

冬の日に雪が降ってきたら、ぜひこの記事で知った雑学を思い出してみてください。ご家族やお友達との会話が、もっと楽しくなるきっかけになるはずです。

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