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新城警備の特異性

sinsirokeibi
1 日前
読了時間: 4分

多くの警備会社を見てきました。社長そして指導教育責任者の人たちは現場経験が希薄に感じます。ある程度経験したとしても、3年あるいは5年程度でしょうか。前身は、教育と関係のない方々が多いようです。

もちろん、それが悪いというわけではありません。

警備会社の経営には営業能力、管理能力、事務処理能力など様々な能力が必要です。会社を存続させ、隊員の生活を守ることは大変なことです。その努力には頭が下がります。

しかし、新城警備には少し変わったところがあります。


私は警備業界に入る以前、教育の世界を志していました。数学を学び、研究し、人に教えることを人生の目標としていました。その後、人生の流れの中で交通誘導警備の世界に入りました。

結果として、教育と警備という一見無関係に見える二つの世界を経験することになったのです。


振り返ってみると、この二つの経験が新城警備の方向性を決定付けました。

私どもが重視していることは、単に交通誘導が上手な警備員を育成することだけではありません。

人を育てることです。

交通誘導技術は当然重要です。

片側交互通行。

歩行者誘導。

工事車両の出入り。

大型車両への対応。

これらは日々訓練し、改善し、技術を磨いていかなければなりません。


しかし、私は長年の経験から確信しています。

優れた警備員になるために最も重要なのは、人間性であると。

どれほど交通誘導が上手であっても、時間にルーズであったり、連絡ができなかったり、感情の起伏が激しかったりすると、いずれ問題を起こします。

反対に、技術は未熟でも素直な人は伸びます。

明るい人は伸びます。

約束を守る人は伸びます。

現場で注意されたとき、「ありがとうございます」と受け止められる人は必ず成長します。

教育の世界もまったく同じでした。

成績が良いから伸びるとは限りません。

素直な生徒が最後は大きく伸びます。

警備員も同じです。


だから新城警備では、新任教育においても技術だけを教えるわけではありません。

時間の大切さ。

言葉遣いの大切さ。

健康管理の重要性。

感情のコントロール。

報連相の必要性。

そうしたことを何度も話します。


中には、

「そこまで教育するのですか」

と驚かれる方もいます。

しかし、交通誘導は相手の協力があって初めて成立する仕事です。

警察官の交通整理と違い、法的強制力はありません。

協力していただくには信頼されなければなりません。

信頼されるには人間性が必要です。

結局のところ、交通誘導の技術の根底には人間性が存在しているのです。


さらに新城警備には、もう一つ特徴があります。

人生に悩みを抱えた方々が多く訪れることです。

人間関係。

健康問題。

経済的不安。

将来への迷い。

様々な悩みを持ちながら入社される方がいます。


しかし、不思議なことに数年後には別人のように変わっていることがあります。

表情が明るくなる。

姿勢が良くなる。

健康になる。

収入が安定する。

仲間ができる。

そして自信がつく。


もちろん全員ではありません。

しかし確実にそういう人たちがいます。

その姿を見るたびに思います。

警備会社の役割は仕事を与えるだけではないのかもしれない、と。

人が再出発する場所。

人生を立て直す場所。

新しい自分を発見する場所。

そんな役割も持っているのではないでしょうか。


私どもの経営理念に「人を変える」があります。

変えるのは私ではありません。

本人自身です。

本人が持つ生命力です。

私どもは、その環境を整えるだけです。

技術を学び、仲間と出会い、働く喜びを知り、自信を取り戻していく。

その結果として人が変わっていくのです。


交通誘導は単なるアルバイトではありません。

単なる警備業務でもありません。

真剣に取り組めば、人を成長させる教育の場になります。

実際に私は、そのような隊員を何人も見てきました。


新城警備の特異性とは何か。

それは警備会社でありながら、教育を中心に据えていることかもしれません。

交通誘導技術の向上。

人間力の向上。

そして人生の再出発。

これらを同時に目指していることが、他社にはない新城警備の特徴なのかもしれません。

だからこそ私どもは、単に警備員を募集しているのではありません。

共に成長する仲間を求めています。


今後も、高品質のサービスと「人を変える」という理念のもと、一人でも多くの方のお役に立てる会社でありたいと願っています。

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