top of page

【警備部長かく語りき③】鬼軍曹との片交特訓。そして缶コーヒー。

  • sinsirokeibi
  • 8月6日
  • 読了時間: 2分
ree

どうも「警備部長」です。


相変わらず暑いですよね。本日も、いい汗をかきながらの現場入りです。


いったん現場に入ると、暑さ寒さはさほど気になりません。


もう体が勝手に誘導の動きをしています。そして非常に集中しています。


どうしてだろうか?


――思い当たりました。


警備員になりたての頃から、かなりの片交を経験していました。


最初こそ慎重に、旗の出し方を頭の中で唱えながら。


それが数をこなすほど体になじんでいったのです。



――片交の特訓となった現場のお話


「まあ一応、片交ができるかな」といった段階でした。


相方は例の鬼軍曹のKさんです。


相変わらずの叱咤も、少し強くなった私は、多少反発もしながら素直にしたがいます。


「うまくなりたいから」


ただそれだけ。



ロケーションは町場の産業道路。


大型トラックが大量にゴーゴー通り抜けます。


普段見かけないような大型特殊車両なども。


「この大型を止めるのですか!?そうですか…」

神経がはりつめました。


8時から17時。朝から夕方までトラックの量は減りません。


これがかれこれ3ヶ月弱くらい続いたでしょうか。


おまけに途中から始まりが7時半くらいに早まりまして。


大変な現場だったなぁと。


しかし脇道関係なしの単調な片交だったので訓練にはもってこい。


相方に合図する。車を出す。相方から合図が来る。車を止める。


この繰り返しですから。


ただ緊張感と集中力。半端なかったです。


Kさんには、車を運転していただいていたのと指導料ということで、毎日缶コーヒーをお渡ししました。


今にして思えば、私もこのようにしてつくられていったんだなと思います。


皆様も暑さに負けませぬように。では。

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
bottom of page