【警備部長かく語りき⑮】命をかけて飛び出しても、科学忍法火の鳥は出てこない―その②
- sinsirokeibi
- 13 時間前
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どうも「警備部長」です。
今回は前回のお話の続きです。
交通誘導警備員にとって、片交ができるかどうか。
片交ができる警備員は社内のステータスが自然と上がります。
「あの人、片交ができるんだよ」
「この人は上手だね」
などと評判になるのです。
さて、片交初心者にとって最大の疑問。
”連続してくる車の中で、どの車を停めたらよいか”
ここでKさんからアドバイスをいただきしたました。
Kさんいはく――
①車の流れを見る
②「この車で停めよう」というターゲットを定める
③必ずしも”この車”ではなく、「その前後の車が停まってくれればいい」という気持ちで
④赤旗の振りに合わせて警笛を吹く
――さあ、実践です。
私もまず車の流れを観察しました。
すると、車間距離に少しバラツキがあることを発見。
各車のスピードにもバラツキがあることを発見。
そして極めつけは
「ピー、ピッ」
・・・・・・警笛を鳴らす。
この警笛使用は非常に効果的でした。
教育で習ったように、初めは赤旗を垂直に上げ、小刻みに揺らす。
これが停止予告。
警笛は「ピー」。
次に狙いを定めた車で赤旗を道路に垂直に下ろす・・・。
これが停止。
警笛は「ピッ」。
車の流れの中に隙を見つけ、大きくわかりやすい合図でドライバーさんにも停止の準備をしてもらうのです。
当初は緊張感が半端なかったです。
下手すると自分が車にひかれてしまいますから・・・。
とにかく「集中・・・!集中・・・!また集中・・・!」
そのうち、一連の流れる車との一体感を感じられるようになりました。
閑話休題
これから片交の規制をかけようとしている現場に、警備員A B C D がおりました。
A「車が多いね」
B「これは片交むずかしいね」
C「車を停めるの大変だな」
D「オレは車を停めれるぜ」
Dさん、突然走行している車両の前に飛び出しました。
A B C「!!」
・・・驚きました。
もっと驚いたのはドライバーさん。
目の前にいきなり人が表れたのですから。
やむをず得ず急ブレーキ。
Dさん、したり顔で言いました。
「車は体を張って停めるんだ」
はい、おりました。昔は。
このような古参の警備員さんが・・・。
車の前の飛び出しは
「ダメ、絶対 」
科学忍者隊は、命をかけて飛び出せば火の鳥という技で切り抜けられるんですよ。
しかし――
技術のない警備員が命をかけて飛び出せば――
――危険以外の何ものでもない



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