【警備部長かく語りき㉓】濃霧でお仕事...の巻
- sinsirokeibi
- 7 日前
- 読了時間: 2分

どうも、警備部長です。
片交(片側交互通行)の経験は数あれどとても怖かった現場のお話です。
山間部での工事なのですが作業員さんの仕事工期が押し迫っている......材料の届く日が限られている......と、中々厳しい状況下での作業は始まりました。
工期に間に合わせるため残業です。
それも夜の9時、10時、11時......
クライマックスは台風接近中での誘導で時折雨がザッと降ります。そして止みます。それを繰り返していると大変なことに霧が発生。
山間部の為に非常に濃い霧、しかも夜間という悪条件。通る車の台数は非常に少ないとはいえヒヤヒヤです。視界1〜2メートルなんです。
突然の夜間工事のため、照明もろくにない両端に作業車を置き、そのヘッドライトを活用しました。警備員は突然現場から少し離れた所に立つので頼りになるのは夜行チョッキに誘導灯のライト、あとは警笛......
突然、濃霧の中カーブを下ってくる車のヘッドライトが浮かび上がりました。
ええ、こちらからは視認できるんです。
車のヘッドライトのおかげで。
でもドライバーさんからは霧の中で立つ警備員の姿なんて見えるわけないなあ、とは思うのです。
しかしながら車を止めないといけない。思いっきり笛を吹き、誘導灯を振りました。
果たして私の立っている手前50センチくらいで車は止まってくれたのです。
内心ーーこれは無理なんじゃないか、通過されても仕方ないなあ。
無事に工事帯を通り抜けて下さいと祈るような気持ちでおりましたのでビックリ......
そしてドライバーさんが窓を開け、こう言いました。
「やあ、ごめんごめん」
えっ、警備員の姿、半分わかっていらしたんですね...(ホッ)......
その方は地元の建設業者さんでした。
皆様、ご安全に



コメント