「警備部長かく語りき⑫」ナウシカとインディアンのふんどし その2
- sinsirokeibi
- 2025年11月26日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年12月25日

どうも「警備部長」です。
今回も黄旗誘導のお話です。
前方の信号機のある交差点の前に立ちます。
遠くにも信号機のある交差点があります。
・・・では車線変更開始。
◆注意点
ただ振ればよいのではなく、黄色の生地が、ドライバーさんの目に届くように、ふんわりと。
立ち位置も、運転席から見えやすい所に移動します。
黄色信号になったら振るのをやめます。
いつまでも振っていると、ドライバーさんが「せかされている」と感じるかもしれません。
赤信号になっても振り続けていると、信号無視を助長させるかもしれません。
黄色信号になったらすかさず”インディアンのふんどし”・・・・・・・
これで黄旗の視認性も良くなるでしょう。
黄旗を振っていて気づいたことがあります。
カンのいいドライバーさんは、黄旗に気づいた瞬間さっと車線変更してくれるのです。
それはもう見事に・・・!
逆になかなか車線変更しないドライバーさんもみえます。
「脇道にそれるんだろうな・・・」と思っていると、直前に車線変更・・・!
車が詰まっていたわけでもないのに・・・!
後ろから車が来ているので、スムースに車列に入れません。
中には私の目の前まで来て、車列の一番最後に流入される方。
・・・・・・お気持ちわかります。
自分の前に入れてあげる方。
それに対してサンキューハザードを出す方、出さない方。
「お先にどうぞ」とばかりにスピードを落とし、車間距離をあけてあげているにも関わらず、気がつかないままの方は・・・
軽くクラクションを鳴らされて、戸惑いながら後ろを確認してイン。
・・・少々お時間がかかります。
ただ車線変更がうまくいきすぎると、又問題が・・・・・・!
そうです。
渋滞するのです。
その結果。
後方からの車が気づかず、当然すいている工事車線を進んでしまうのです。
「様々なドライバーさんがいるのだなあ」と思いました。
こんなドライバーさんにも出会いました・・・。
私が黄旗を振っていると、停止されてしまったのです。
(はて・・・?)
(なぜそこで止まる・・・?)
(どんな事情があるのですか・・・?)
怪訝な私は、ドライバーさんに近づきました。
「どうぞお進み下さい」
「え、いいの?」
・・・どうやら 警備員が黄旗を振っているから、「止まらなくちゃ」ということでしょうか。
「はい、どうぞ」
・・・車は無事発進しました。
黄旗ってすごい・・・
赤旗の代わりにもなるのですね。
新たなポテンシャル・・・発見しました。
閑話休題
これはKさんから聞いた話です。
舗装工事で、「片側1車線つぶすので警備員に黄旗で車線変更をしてほしい」という依頼がきたそうです。
抜擢されたのが、その警備会社でおそらく一番真面目なDさん。
Dさん、それは一生懸命黄旗を振ったそうです。
一生懸命過ぎて、車が来ないときも休みなく振っていたそうです。
・・・・・・・・そんなこと可能なのでしょうか。体力的に。
現場監督も気味悪がっていたようです。
「あいつ、おかしくないか」
Dさん、 翌日退職したそうです。
「こんなロボットみたいなこと、やってられるか」と。
我々は警備員です。
何が必要か、何が求められているか、考えなくては・・・・・・・・
・・・・・・・だって、人間ですもの。



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