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【警備部長かく語りき㉕】ケンカをや〜めて〜…の巻

  • sinsirokeibi
  • 3 時間前
  • 読了時間: 2分

どうも、警備部長です。

水道管の布設替工事をしていた時のことです。


そこら一帯を掘るので車道は当然片交(片側交互通行)です。

歩道も一時、規制が必要でした。

この現場のすぐ近くに高校がありまして、ある昼下がりのことでした。


男子高校生2人が歩道を歩き、現場に近づいてきました。

最寄りの駅へ向かうコースでしたのでもう帰るのかな?なんて思って見てみると、何だか様子がおかしい……。


帰路へ向かう男子高生に別の男子高生がそうはさせまいと道を塞いでいます。

何やら怒鳴る、威嚇を始める、小突く、これはケンカだ。

何分、現場近くです。

万が一、ケガでもされたらと思うと……歩道では作業員さんがカッター入れをしていてケンカしながら通るのは危険です。

ーー近づく男子高校生2人。

ーー唸るカッターの刃。

男子高校生2人が迫るがカッターは止まらず。


誰にも頼れない、私しかいない……

ええい、男子高校生2人に声をかけました。


「ここは工事をして危険です。ゆっくりとお一人ずつ通ってください。」


作業手前で彼らの動きを止めました。

と、ここで想定外の出来事が。


「こいつ、学園祭の準備、手伝わずに帰っちゃうんですよ」

「ダメですよねー」


小突いていた男子高校生が私に同意を求めてきました。

(ええー、そっち?)

交通2級の問題集には載ってない内容です。

(何て言えばいいの?)

頭をフル回転させてこう言いました。


「ケンカはしてもいいよ、だけど工事箇所はダメ、危ないから」

「やるなら工事やってない所でやって」


すると文句を言っていた男子高校生は不承不承学校に戻りました。

残っていた男子高校生には駅へ行くよう促しました。


危険は回避できたのです。


学園祭 あるある でした。

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