【徹底解説】ブレーキを踏ませる警備員とブレーキを踏ませない警備員
- sinsirokeibi
- 2月25日
- 読了時間: 3分

警備員の仕事は何か。多くの人がまず思い浮かべるのは、「車を止めること」でしょう。
実際、警備員は安全確保のために、車両に対してブレーキを踏ませ、停止させる役割を担います。現場によっては、「きちんと止められる警備員=優秀な警備員」と評価されることもあります。
しかし、ここであえて逆説を提示します。
本当に優秀な警備員は、ブレーキを踏ませない警備員です。
一見すると矛盾しているように聞こえるかもしれません。ですが、現場を知っている人ほど、この意味が分かるはずです。
なぜ「ブレーキを踏ませない警備員」が優秀なのか
ブレーキを踏ませずに、車両を安全に通行させる。これは、簡単なことではありません。
なぜなら、それを実現するには、
・道路全体の流れ
・対向車線の動き
・工事車両の出入り
・歩行者や自転車の位置
・数十秒先の交通状況
こうした情報を、常に頭の中で把握し続ける必要があるからです。
特に片側交互通行では、この差がはっきり表れます。本当にスムーズな誘導ができれば、停める車両は最小限で済みます。流れを切らず、必要な車だけを止めることができるからです。
技術のない警備員ほど「とりあえず停める」
一方で、技術や経験が不足している警備員は、どうしてもこうなりがちです。
・とりあえず赤旗を出す・一度すべて止める・確認してから流す
このやり方は、一見すると安全に見えます。しかし実際には、必要のない停止を生んでいることが少なくありません。
車の流れを把握できていないため、「止めなくてもよかった車」まで止めてしまう。
結果として、
・渋滞が伸びる
・ドライバーのストレスが増す
・現場全体の効率が下がる
こうした悪循環につながります。
ダメな警備員は、ドライバーを迷わせる
もう一つ、よくあるのがこれです。
赤旗を中途半端に傾け、ドライバーにこう思わせてしまう。
「これは停まれということなのか?」
「行っていいのか、ダメなのか?」
この“迷い”が生じた瞬間、ドライバーは反射的にブレーキを踏みます。これは安全確保ではなく、警備員側の曖昧さが生んだ減速です。
つまり、ブレーキを踏ませている原因が、警備員自身になってしまっているのです。
上手な警備員は、合図が一瞬で分かる
上手な警備員の誘導は、とてもシンプルです。
・赤なのか
・白なのか
が、一目で分かる。
しかも、ドライバーに認識された瞬間に、どちらかの合図を明確に出しています。
その結果、ドライバーは迷いません。アクセルを緩めることも、ブレーキを踏むこともなく、安全に工事現場を通過することができます。
これは「止められない」のではありません。止める必要がない状態を作っているのです。
「止められる警備員=優秀」という誤解
「ブレーキを踏ませる=車を止められる」だから優秀。
この考え方は、半分は正しいですが、半分は間違っています。
確かに、止めるべきときに止められない警備員は論外です。しかし、止めなくていい場面で止めている警備員は、決して優秀とは言えません。
真に優秀な警備員とは、
・止めるべきときは確実に止め
・流せるときは迷いなく流し
・結果としてブレーキすら踏ませない
そんな誘導ができる警備員です。
結論:ブレーキを踏ませない誘導こそ、最高の安全
ブレーキを踏ませないからといって、危険なのではありません。むしろその逆です。
流れを読み、先を見て、ドライバーに迷いを与えない。
それができて初めて、「ブレーキを踏ませない安全な誘導」が成立します。
一見すると評価されにくい技術ですが、現場を知る人ほど、その価値を理解しています。
新城警備には、そんな警備員が確かにいます。
ブレーキを踏ませずに、それでも誰よりも安全を守っている。
それが、本物の“デキる警備員”です。



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