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「役割分担」は本当に効率的なのか?―信頼がつくる本当のチームワーク―

  • sinsirokeibi
  • 10月7日
  • 読了時間: 3分

今回の記事は、「役割分担は本当に効率的なのか?」をテーマにまとめてみました。

ぜひ最後までご覧ください。


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どんな職場でも、「役割分担」は効率化の基本とされています。営業は売上をつくり、経理は数字を管理し、現場は作業を進める。それぞれが自分の持ち場に集中すれば、全体がスムーズに回る——。理屈の上では、これほど分かりやすい仕組みはありません。

ところが実際には、「役割分担があるのにうまく回らない」職場が多いのも事実です。その原因の多くは、信頼の欠如にあります。


役割分担は、信頼があって初めて効率的になる

お互いが「本当にちゃんとやってくれているのか?」と疑い始めると、確認や指示が増え、仕事の流れが止まってしまいます。本来、役割分担によって“効率的”になるはずが、いつの間にか“確認作業”に時間を取られる——そんな状況、思い当たる人も多いでしょう。

つまり、分担そのものが悪いのではなく、「相手を信じられない分担」が非効率を生んでしまうのです。


効率的なチームに必要なのは、

  • 自分の役割をしっかり果たすこと

  • 相手も自分の役割をきちんと果たしていると信頼すること

この2つがそろって初めて、「分担」は「連携」になります。信頼がなければ、分担は「分断」に変わってしまうのです。


交通誘導警備員の現場も同じ

この話は、交通誘導警備員の現場にもそのまま当てはまります。

警備員の役割は、車両や歩行者を安全に誘導し、作業員が安心して自分の作業に集中できる環境をつくること。警備員がしっかりと持ち場を守り、信頼されていれば、作業員は「周りは任せた」と安心して動けます。

しかし、もし警備員が信頼されていなければ、作業員は「本当に止めてくれているのか?」と不安になり、集中できません。逆に、警備員の側も「作業員がいつ動くかわからない」と疑えば、動きがぎこちなくなります。

お互いが相手を信頼し、それぞれの役割を全うしてこそ、現場全体が安全かつ効率的に動くのです。


信頼で動く現場へ

「役割分担」とは、責任を押し付けることではありません。「自分がやるべきことをやりきる」「相手がやるべきことをやっていると信じる」この2つの姿勢があってこそ、チームは本当の意味で“効率的”になります。

交通誘導警備員も、作業員も、現場監督も、それぞれが自分の役割を全うし、相手を信頼する。その積み重ねこそが、安全で強い現場をつくる一番の力です。



以上「役割分担は本当に効率的なのか?」について意見を書かせていただきました。

新城警備では「信頼」を特に大切にし、現場と一体となった警備になるよう心がけています。

作業員の方に「警備のおかげで作業に集中できた」と言ってもらえるよう、これからも日々安全と円滑を目指して鍛錬して参ります!

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