top of page

【9月に関する雑学】明日話したくなる豆知識集!12のナゼ―あなたはいくつ知っている?

  • sinsirokeibi
  • 2025年8月31日
  • 読了時間: 11分

9月の「なぜ?」を徹底解説!長月と呼ばれる由来は「夜長月」の略、英語名が7番目を意味するのは古代ローマ暦が理由です。この記事を読めば、お彼岸や台風、旬の食べ物など、明日誰かに話したくなる9月の雑学や豆知識がわかります。


1. 【疑問解決】9月の暦に関する雑学 なぜ?どうして?

9月は夏の終わりと秋の始まりを感じる季節。当たり前のように使っている「9月」という言葉や暦には、実は興味深い歴史や理由が隠されています。ここでは、知っていると少しだけ物知りになれる9月の暦に関する雑学を「なぜ?」「どうして?」という疑問を解決する形でご紹介します。


1.1 なぜ9月は「長月(ながつき)」と呼ぶの?

9月の和風月名である「長月」。この美しい響きの名前には、日本の豊かな四季と暮らしに根差した複数の由来があるとされています。最も有力な説は、秋が深まり、夜がだんだんと長くなる季節であることから「夜長月(よながつき)」と呼ばれ、それが省略されて「長月」になったというものです。

他にも、稲穂が実る季節に関連した説など、様々な由来が伝えられています。


長月の主な語源説

説の名称

由来と意味

夜長月(よながつき)説

秋分の日を境に昼よりも夜の時間が長くなることから。最も一般的な説です。

稲刈月(いねかりづき)説

稲を刈り入れる月であることから。音が変化して「ながつき」になったとされています。

稲熟月(いなあがりづき)説

稲が熟す月という意味から転じたという説です。

どの説も、秋の情景が目に浮かぶような素敵な由来ですね。


1.2 なぜ秋分の日は毎年日付が変わることがあるの?

「秋分の日」は国民の祝日の一つですが、毎年必ず9月23日とは限りません。年によっては9月22日になることもあります。これは、秋分の日が「秋分日」という天文学的な出来事に基づいて定められているためです。

地球が太陽の周りを一周する公転周期は、正確には365日ではありません。約365.2422日と少しずつズレが生じます。このズレを調整するために4年に1度の「うるう年」がありますが、それでも完全に解消されるわけではありません。このわずかなズレの蓄積により、太陽が天の赤道を南から北へ横切る瞬間である「秋分日」の日付が年によって変動するのです。

正式な日付は、前年の2月1日に国立天文台が作成する「暦要項(れきようこう)」という資料に基づいて閣議で決定され、官報で発表されます。


1.3 なぜ9月なのに英語では「7番目」を意味するの?

9月を意味する英語「September」には、ラテン語で「7番目」を意味する「septem」という言葉が含まれています。これは、古代のローマ暦では、現在の3月が1年の始まりだったことに由来します。

農作業の開始に合わせて3月を新年としていたローマ暦では、9月はまさに「7番目の月」でした。その後、紀元前45年にユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が暦を改定し、1月が1年の始まりとなりましたが、月の名前はそのまま残されました。そのため、2ヶ月のズレが生じたまま現在に至っています。

ちなみに、10月(October)、11月(November)、12月(December)も、それぞれラテン語の8(octo)、9(novem)、10(decem)が語源となっており、同様の理由で数字がズレています。




月の名前と語源(ローマ暦基準)

現在の月

英語名

語源(ラテン語)

本来の意味

9月

September

septem

7番目の月

10月

October

octo

8番目の月

11月

November

novem

9番目の月

12月

December

decem

10番目の月


2. 【疑問解決】9月の行事に関する豆知識 なるほど情報

9月には、お彼岸や十五夜など、古くから伝わる大切な行事がたくさんあります。それぞれの行事に込められた意味や由来を知ることで、季節の移ろいをより深く感じられるようになります。ここでは、そんな9月の行事に関する「なるほど!」と思える豆知識をご紹介します。


2.1 なぜお彼岸におはぎを食べるの?

秋のお彼岸に「おはぎ」を食べる習慣は、ご先祖様への感謝と五穀豊穣を願う気持ちが込められています。その由来には、古くからの日本の信仰が深く関わっています。

おはぎの主な材料である小豆の赤い色には、古来より邪気を払い、魔除けの効果があると信じられてきました。この小豆を使ったおはぎを、ご先祖様が集まるお彼岸の時期にお供えし、家族で食べることで、ご先祖様を供養し、家族の無病息災を願ったのです。

ちなみに、春のお彼岸に食べる「ぼたもち」と秋の「おはぎ」は基本的に同じものですが、季節の花にちなんで呼び名が変わります。




おはぎとぼたもちの違い

季節

呼び名

由来の花

あんこの種類

おはぎ

萩(はぎ)

粒あん(収穫したての柔らかい小豆を使うため)

ぼたもち

牡丹(ぼたん)

こしあん(冬を越して硬くなった小豆を漉すため)

このように、季節の収穫物への感謝と、ご先祖様を敬う気持ちが合わさって、お彼岸におはぎを食べる文化が根付いたのです。


2.2 なぜ十五夜にはススキを飾るの?

十五夜(中秋の名月)にススキを飾るのは、秋の収穫を祝い、感謝を捧げる風習に由来します。ススキには、主に2つの大切な意味が込められています。

一つ目は、豊作を願う稲穂の代わりとしての役割です。十五夜は収穫祭としての側面を持ちますが、この時期はまだ稲刈りには少し早いことが多く、神様にお供えする稲穂がありません。そこで、見た目が稲穂によく似ているススキを代わりにお供えし、翌年の豊作を祈願したのです。

二つ目は、魔除けとしての役割です。ススキの茎の空洞は神様の宿る場所(依り代)とされ、鋭い切り口は魔を断ち切る力があると信じられていました。そのため、収穫物やお団子を悪いものから守り、家族の健康を願う意味を込めて、お月見の際に飾られるようになりました。


2.3 なぜ9月1日は防災の日なの?

9月1日が「防災の日」として制定されたのには、日本の災害の歴史に基づいた明確な理由があります。

最も大きな理由は、1923年(大正12年)9月1日に発生した「関東大震災」です。この震災は10万人以上もの死者・行方不明者を出す甚大な被害をもたらしました。この悲惨な災害の教訓を忘れず、災害への備えを常に意識するために、この日が防災の日と定められました。

また、9月は暦の上で台風が多く襲来する時期でもあります。1959年(昭和34年)9月26日には、5,000人以上の犠牲者を出した「伊勢湾台風」が発生しました。このような背景から、地震や風水害など、さまざまな災害に対する認識を深め、備えを確認する日として、9月1日が選ばれたのです。


3. 【疑問解決】9月の自然と気候に関する雑学

9月になると、夏の暑さが和らぎ、秋の気配を感じる日が増えてきます。ここでは、台風や秋空、そして秋を彩る花「コスモス」など、9月の自然や気候にまつわる雑学を深掘りします。知っていると、季節の移ろいをより一層楽しめるかもしれません。


3.1 なぜ9月は台風の上陸が多いの?

8月から10月にかけては台風シーズンとして知られていますが、特に9月は日本への上陸数が最も多くなる傾向があります。その理由は、日本の気象条件が台風を「呼び寄せやすい」状態になるためです。主な要因は3つあります。

要因

解説

海水温の高さ

台風は暖かい海面から供給される水蒸気をエネルギー源として発達します。日本の南の海上の水温が最も高くなるのが8月下旬から9月にかけてのため、この時期に強力な台風が発生・発達しやすくなります。

太平洋高気圧の位置

夏の間、日本列島を覆っている太平洋高気圧が勢力を弱め、東へと後退します。これにより、台風が日本列島に沿って北上する「通り道」ができるため、本土に接近・上陸しやすくなるのです。

偏西風と秋雨前線

日本の上空を吹く偏西風が南下してくることで、台風はその風に流されて東へ進むようになります。また、停滞する秋雨前線が台風の北上を促し、前線の活動を活発化させることで大雨をもたらす一因にもなります。

これらの条件が重なることで、9月は台風による影響を最も受けやすい月となるのです。


3.2 なぜ秋の空は高く見えるの?

「天高く馬肥ゆる秋」という言葉があるように、秋の空は夏に比べて高く、澄み渡って見えます。これには、空気の状態と雲の種類が関係しています。


3.2.1 空気の透明度

秋になると、日本列島は大陸からやってくる乾燥した移動性高気圧に覆われる日が多くなります。この高気圧がもたらす空気は、水蒸気やチリが少ないため非常に透明度が高いのが特徴です。空気中の水蒸気が少ないと、太陽の光が散乱されにくくなり、空本来の深い青色が際立ちます。これが、秋の空が「澄んでいる」と感じる理由です。


3.2.2 雲の高さ

空が「高く」見えるのは、雲ができる位置が夏よりも高くなるためです。季節ごとの代表的な雲を比べてみましょう。

季節

代表的な雲

特徴

積乱雲(入道雲)

低い位置から上へ向かってモクモクと発達する。

巻積雲(うろこ雲・いわし雲)、巻雲(すじ雲)

上空の高い位置にできる薄い雲で、空の広がりを感じさせる。

夏に見られる入道雲は縦に厚く、空を覆い隠すように感じられます。一方、秋の空に浮かぶ「うろこ雲」や「すじ雲」は、空の高い場所にできるため、視線が自然と上を向き、空の奥行きや高さを感じやすくなるのです。


3.3 なぜコスモスは「秋桜」と書くの?

秋の風にそよぐコスモスは、日本の秋を代表する風景の一つです。この花が「秋桜」という漢字で呼ばれるのには、その見た目と、ある有名な歌が深く関係しています。

もともとコスモスはメキシコ原産で、日本には明治時代に伝わりました。その際、秋に咲き、花の形が桜に似ていることから、植物学者が「アキザクラ(秋桜)」という和名を付けたのが始まりです。

しかし、この「秋桜」という表記が一般に広く知られるようになった最大のきっかけは、1977年に発表された山口百恵さんの名曲「秋桜(コスモス)」です。この歌の大ヒットにより、「コスモス」を「秋桜」と書いて「こすもす」と読むことが定着しました。本来の和名が、歌の力によって美しい当て字として人々の心に刻まれた、非常に興味深い例と言えるでしょう。


4. 【疑問解決】9月の食べ物に関する知って得する知識

「食欲の秋」という言葉があるように、9月は美味しい旬の味覚がたくさん登場する季節です。なぜそのように食べるのか、ことわざにはどんな意味があるのか。ここでは、秋の食卓をさらに豊かにする、9月の食べ物にまつわる雑学や豆知識をご紹介します。


4.1 なぜ「秋なすは嫁に食わすな」と言うの?

秋の味覚の代表格であるなす。このことわざには、一見意地悪に聞こえるものから、実は深い愛情が込められたものまで、いくつかの説が存在します。代表的な解釈を3つ見ていきましょう。


4.1.1 姑の嫁いびり説

最も広く知られているのが、この「嫁いびり説」です。「皮が柔らかく実が締まって美味しい秋なすを、憎い嫁には食べさせたくない」という姑の意地悪な気持ちを表しているとされています。昔の嫁姑関係をうかがわせる、少しドキッとする解釈です。


4.1.2 嫁の体を気遣う説

一方で、真逆の心温まる解釈もあります。なすには体を冷やす作用があるとされています。そのため、「これから子どもを産むかもしれない大切な嫁の体を冷やしてはいけない」という、姑の優しい気遣いから生まれたという説です。こちらの説を知ると、ことわざの印象が大きく変わりますね。


4.1.3 子宝を願う説

もう一つは、子孫繁栄を願う説です。秋なすは種が少ない傾向があることから、「種が少ない=子どもが少なくなる」と結びつけ、子宝に恵まれなくなることを心配して食べさせないようにした、というものです。これもまた、嫁の体を案じる気持ちから来た解釈と言えるでしょう。


4.2 なぜさんまの塩焼きに大根おろしを添えるの?

秋の味覚の王様、さんま。その塩焼きに大根おろしが添えられているのは、もはや日本の食卓の定番です。これには、美味しさだけでなく、栄養面でも非常に理にかなった理由があります。

まず、味の相性です。脂がのったさんまの濃厚な味わいを、大根おろしのさっぱりとした辛味が引き締め、口の中をリフレッシュさせてくれます。これにより、最後まで美味しく食べ進めることができます。

そして、健康面でのメリットも大きいのです。大根には「ジアスターゼ(アミラーゼ)」という消化酵素が豊富に含まれています。この酵素が、さんまのタンパク質や脂質の消化を助け、胃もたれを防いでくれるのです。さらに、焼き魚の焦げに含まれる有害物質を、大根の成分が分解してくれる効果も期待できると言われています。美味しさと健康、両方を支える最高の組み合わせなのです。


4.3 栗ご飯が美味しい理由 栄養面の豆知識

秋になると食べたくなる栗ご飯。栗のほくほくとした食感と優しい甘みが、炊きたてのご飯と相まって、なんとも言えない美味しさを生み出します。この栗、実は美味しいだけでなく、栄養面でも非常に優れた食材です。

特に注目したいのが、豊富な栄養素です。栗には美容や健康に嬉しい成分がたくさん含まれています。

栄養素

主な働きと特徴

ビタミンC

通常、ビタミンCは熱に弱い性質がありますが、栗のビタミンCはデンプンに守られているため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。美肌作りや風邪の予防に役立ちます。

カリウム

体内の余分なナトリウム(塩分)を排出する働きがあり、むくみの解消や高血圧の予防に効果が期待できます。

食物繊維

ごぼうに匹敵するほど豊富に含まれており、腸内環境を整え、便秘の改善をサポートします。

葉酸

「造血のビタミン」とも呼ばれ、赤血球の生産を助ける働きがあります。特に妊娠を考えている女性に重要な栄養素です。

このように、栗ご飯は秋の味覚を楽しめるだけでなく、夏の疲れが出やすい9月の体を内側からサポートしてくれる、まさに「知って得する」一品なのです。


5. まとめ

9月は夜が長くなるため「長月」と呼ばれます。太平洋高気圧の勢力が弱まることで台風の上陸が増え、お彼岸には魔除けの意味を込めておはぎを食べます。この記事で紹介した豆知識を通して、何気ない日常や季節の行事をより深く楽しんでみてください。

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
bottom of page