【警備部長かくかたりき⑬】犬による恐怖体験!
- sinsirokeibi
- 6 日前
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更新日:4 日前

(現場で犬に出会ったら・・・どうしよう。)
今回のお話は「飼い主さんと散歩中のワンちゃんの件」
交通誘導は車だけではなく、歩行者誘導というのもあります。
私は犬が非常に苦手であります。
人だけならいいんです。
しかし、飼い主さんとワンちゃんのお散歩・・・けっこう多い!
なるたけ相方に任せて、私は遠巻きに眺める作戦。
これができない場合、私は誘導するのですが。
「どうぞこちらをお通り下さい」
するともれなく。
私はワンちゃんに・・・
「ウー、ワンワワン!」
「バウ、バウー!」
「キャン!キャン!」
と吠えられるのです。
だが私は警備員・・・。
犬になめられたらあかん!
勇気を持って、犬の目を見つめます。
「吠えるのをやめたまえ」
結果、よけいに吠えられました。
その後も、もっと気迫をこめて対応しましたが・・・惨敗でした。
だいぶたって犬の性質を調べましたところ。
「犬と目線を合わすべからず」と書かれていました。
敵認定されるようです。
トホホ。
吠えられるといっても、リードをつけているのでまだよかったです。
リードから放たれた犬に飛びかかられそうになったことも・・・。
現場が始まる前に、周囲の視察をしていた時。
毛がふっさふっさの大型犬を見かけました。
内心「こっちに来るなよ」と思っていたところ、
少しずつスピードを上げて私に近づいてくるではありませんか!
飼い主さんは、犬より遅れた後方に。
リードをしていないじゃないですか!
そしてその大型犬は・・・尻尾をフリフリ。私をロックオン。
無理・・・もう無理・・・
私、後ずさりして逃げましたよ。
そうこうしているうちに、飼い主さんが大型犬に追いつきました。
ちょうどそこに相方のKさんがおりまして。
「あの警備員、怖がっていますよ」と飼い主さんに言うと、
「えーこんなに可愛いのに」と飼い主さん。
・・・・・・・わ、わたしが悪いの・・・・・・・・!?
次は屋外の施設パトロールでのこと。
施設の外周を1人でパトロールしておりました。
この外周は、狭い公道でたまに地元の方が使われるような道路なのです。
相方は施設の建物の中で待機していました。
その時遠くで「キャン!キャン!」と鳴き声が聞こえてきました。
「犬の散歩かな?」と思うまもなく、2匹の子犬か小型犬かが、私の足元目がけてすっ飛んできたのです。
(ええっ!飼い主さんはどこ!?)
子犬たちよりもだいぶ離されて、リードも手放してしまって子犬たちを叱っていましたが・・・。
子犬たち、言うことなぞ聞きもしません。
尻尾をフリフリ。
楽しそうに「遊ぼ、遊ぼ」と私にじゃれる子犬たち。
私は・・・(うっ・・・逃げ場がない・・・)
最悪、叩きのめすしか・・・
そうこうするうちに、飼い主さんが子犬たちを確保してくれました。
みると、おじいさんです。
子犬2匹のパワーにはかなわなかったのでしょう。
それにしても、相方はなぜ私のもとにこなかったのか ・・・
外の騒ぎに気づいた彼は・・・建物の前で立哨警備をしていたのだ。
秒で来られるのにね・・・
「きっと彼も犬が怖かったんだ・・・」と思うことにした。
Kさんの場合
Kさんは私と違って動物を恐れない。
だから観察することにしました。
ある舗装現場にて・・・
熱々の材料をまいたばかりなので、車はもちろん人も通れません。
歩行者の方には、歩行者通路を通っていただきます。
案の定、犬の散歩の方も・・・
しかしこの通路が大変狭く、犬と人の横並びはできないのです。
Kさん、飼い主さんからリードを受け取り、ワンちゃんを先頭にしてすたすたと狭い通路を渡るではありませんか・・・。
見事です・・・
まるで自分の犬のような扱い・・・。
無事に渡り終え、飼い主さんにリードをお返ししたとき、飼い主さんがこう言いました。
「この犬 かみつくんです 」



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