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【実体験】“移動警備”で味わった、いくつかの試練

  • sinsirokeibi
  • 6月11日
  • 読了時間: 3分

移動しながらの警備って、やってみると想像以上にドラマがあります。

私が実際に経験した、ちょっと困ったけど今となっては笑える(?)出来事を紹介します。

皆さんならどのように対応しますか?


■前提

・人員は私+作業員さん2名(監督さん、相方さん)

・作業員さんの車は2台(作業車+軽ワゴン)

・私の車も1台(軽ワゴン)

・お客様の家の中と、外の電柱の2か所で作業


■1つ目の試練:とにかく「ついていく」こと

作業員さん2名と一緒に、1日で5〜6か所の現場を転々とする日。

作業車が路上に止まれば、私はすぐに片側交互通行の誘導へ。

問題は――作業員さんの運転スタイルが人によって全然違うこと。

  • 赤信号ギリギリで突っ込むタイプ

  • 制限速度を軽くオーバーしてしまうタイプ

  • 逆に、のんびりマイペースなタイプ

誰に当たるかで、その日の心拍数が変わります。

「今日は安全運転の人でありますように…」と祈りながらついていく、そんな日もありました。


■2つ目の試練:どこに車を停めるのが正解なのか

現場に着くまで、どこが作業場所になるのか分からないことが多いんです。

しかも、たまに“絶対にすれ違えない”ような狭い道路が現場になることも。

そんな時は、

  • とにかく早く安全な場所に車を停める

  • すぐに通行止めや規制を開始する

この判断が一気に求められます。

「ここでいいのか?」「もっと先か?」 毎回ちょっとしたクイズみたいで、慣れるまでは本当に緊張しました。


■最大の試練:作業員さんの“たまに出る無茶ぶり”

ある日のこと。

16時になり、監督から「もう上がっていいよ」と言われました。

伝票を書いてもらい、帰ろうとしたその時。

相方さんがお客様の家のなかで作業していることを思い出しました。

いつもならみんなそろって終わることができるのですが、この日はたまたま家の中の作業が苦戦していた模様。

「お先に失礼します」と伝えたかったのですが、家の中には入れないので、迷いながらもそのまま帰ることに。


そして翌朝、もう相方さんから言われたのがこれ。

「なんで昨日帰ったんだ。俺、まだ作業してたんだぞ。俺の車も最後まで見てくれよ」

たしかに車は現場にありました。


でも、それはお客様宅の駐車場で、警備の必要はない場所。

さらに相方さんは続けて、

「これからは伝票もらっても、俺が終わるまで待っていろ」

…いやいや、それはさすがに無茶だろうと思いつつ、強く言われると断りづらいのが私の性。

しぶしぶ「わかりました」と返事をしました。


■監督の一言で状況がひっくり返る

その日も16時に監督から「上がっていいよ」と言われました。

でも今朝の件があるので帰らずにいると、監督さんが不思議そうに聞いてきます。


事情を全部話すと、監督はきっぱり。

「なんだそれは。監督は俺だ。俺が帰っていいって言ってるんだから帰れ。 だいたい、あいつの車は駐車場にあるんだから警備の必要はない。」

その言葉に背中を押され、結局その日も私は帰宅。

それ以降、相方さんから「残れ」と言われることはなくなりました。

ただ、少しよそよそしくなった気がしたのは…気のせいだと思いたいところです。


■振り返ってみると

現場では、時々こうした“無理難題”が飛んでくることがあります。

でも、作業員さんも作業員さんで、現場を早く終わらせたい、責任を持ってやりたい、そんな思いがあるのだと思います。


私も、そんな現場の空気を読みつつ、うまく立ち回れる 「一流の警備員」 を目指していきたいものです。

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